2017年06月27日

くしろエコ・フェア2017

毎年行われている「くしろエコ・フェア」に今年もブース出展しました。
会場は釧路生涯学習センター「まなぼっと」。釧路市内の色々なサークルが利用したり、時にはクラッシックコンサートも開かれます。最上階は釧路市内が一望できるレストランがあり、釧路市民にとっては憩いの場です。

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普段は鶴居村のネイチャーセンターを拠点にタンチョウのことを伝えていますが、釧路市内に出向いての普及活動は、タンチョウに関心の無い方に興味を持ってもらえる絶好のチャンスです。環境保全団体や自然を楽しむサークルが出展しているなか、私たちブースは実物大のタンチョウのぬいぐるみと巣のクッションを展示して、ひときわ人目を引きました。

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年次報告書や施設のパンフレットを用い、タンチョウのことを分かりやすく話したり、タンチョウの塗り絵で、遊びながら学べるように工夫して、たくさんの方に私たちの活動をを伝えることができました。

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会場全体で行われたクイズラリーでは「タンチョウは卵を何個産む?」という問題を出しました。実物大で重さも平均的なタンチョウと同じ7kgのぬいぐるみに、フェルトで作った卵2個を抱かせて答えを導く準備をして、お客さんを迎えました。ブースにみえたお客さんはタンチョウを持ち上げて、その大きさと重さにビックリ!! 卵の数を目で見て確認し、全員大正解となりました。

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親子で楽しく環境のことを学べるイベントとして定着してきた「くしろエコ・フェア」。
明るい会場の雰囲気に後押しされて、ブースでの雑談に花が咲きました。来訪者の方から私たちの知らない釧路湿原や地域の歴史について教えていただいたり、他のブースの皆さんとも親交を深めることができました。レンジャーにとっても得るものが多い一日でした。
(櫻井)
posted by 野鳥保護区事業 at 19:09| タンチョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

タンチョウ、オジロワシ繁殖状況調査

 6月、森林や湿原の緑は徐々に濃くなり、鳥たちのさえずりや餌運びが頻繁に見られ、賑やかな季節となってきました。
 21日に風蓮湖に隣接する明治野鳥保護区槍昔、渡邊野鳥保護区ソウサンベツにてタンチョウとオジロワシの繁殖状況調査を実施しました。保護区を繁殖地としてどのように利用しているかを確かめるのが目的です。調査は、陸からの調査に加え、地元の漁師さんからのご協力を得て、船から調査しました。

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船上からの調査風景

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周囲を警戒するタンチョウ

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湖畔の大木にとまるオジロワシのつがい

 調査の結果、タンチョウが4つがい確認され、その内2つがいがヒナを連れていました。また、オジロワシが2つがい確認され、その内1つがいで巣の中でヒナを観察しました。
 タンチョウやオジロワシは、生態系のピラミッドの中で上位の種です。この2種が繁殖していくためには、豊富な餌と広大な生息環境が必要になります。そのため、タンチョウやオジロワシが繁殖できることは保護区の環境が豊かな証となっています。

【稲葉記】

posted by 野鳥保護区事業 at 19:02| タンチョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする