2017年11月25日

標茶高校 自然ガイド

11月9日から標茶高校での「自然ガイド」の授業がスタートしました。(過去の授業の様子はコチラ)
今年は2年生の「自然ガイド入門」に加え、新たに3年生の「自然ガイド応用」が開設され、私たちはこれまで3回授業を行ないました。

11月9日、初回は昨年の授業の様子やタンチョウの概要(生態や保護の歴史など)を伝えることが主な内容です。自然ガイド応用の生徒は、昨年自然ガイド入門の授業を選択していたため、2月に実施したガイドを実演してもらったり、自分達が経験したことを話してもらいました。その後、タンチョウの食べ物について考えるプログラムや、同校生徒が作成した「タンチョウかるた」を実施し、まずはタンチョウに親しみをもってもらいました。

IMG_9165.JPG
「ツルの・・・」「はい!」

11月11日、2回目はタンチョウそのものの観察や、タンチョウに関わる人たちの話を聞く野外実習です。高校の近くの牧場では、「数年で急激に数が増えて、牧場の周りに100羽ほど来るようになった」、「牛舎に侵入してエサを盗み食いしている」というお話を聞き、鶴居村や丹頂鶴自然公園では、行動や体の特徴をじっくりと観察しました。生徒からは「本や資料と違って、実際に自分が見て聞いたことで知識が深まった」や「孵卵器や標本など見て、去年とは違った新しい発見があった」という感想があり、様々なことを実際に体験して、ガイドを行う上で良い収穫があったようです。

IMG_9203.JPG
サンクチュアリでは鳴き声について解説

IMG_9216.jpg
丹頂鶴自然公園では標本を見せていただいた

11月16日、3回目はガイドに向けてのアドバイスとして、観光客から良く聞かれる質問やダンスなどの動画を見せながら、行動の解説をしました。また、グループにそれぞれ生き物のお題を与え、他のグループにヒントを伝えて、その生き物が何かを当ててもらうゲームをしました。どういう順序で特徴を話したら良いか、どんな表現がわかりやすかったか、伝える練習となりました。

IMG_9276.JPG
生き物のヒントを相談中

レンジャーが授業に関わるのは、ひとまずここまでです。
3回の授業を通じて、「地元の魅力を伝えたい」、「外国人にもガイドを挑戦してみたい」と感想がありました。ガイドへの意気込みを聞き、1・2月にそれぞれがどんなガイドをするのか、今から楽しみです。
【記:鈴木】
posted by 野鳥保護区事業 at 14:04| タンチョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする