4月19日(月)、当会の持田野鳥保護区シマフクロウ日高第1の生け簀に30kgのヤマメを追加しました。
今の時期、シマフクロウは巣の中で卵を温めています。
この先の子育てで魚が足りないことが無いように、今月も魚を追加しました。
シマフクロウは北海道内に160羽ほどしか生息していません。
各地で当会レンジャー、研究者、環境省の方などが見守りをしていますが、
今年は道内に何羽のヒナが生まれてきてくれるでしょうか。
ヒナが育ち、親元を離れた後の生息地不足も課題です。
今も森林伐採が各地で進んでおり、シマフクロウが住める森の確保が急務となっています。
当会では、シマフクロウが利用する森を守るために、
民有地の買取りや地権者との協定によって当会独自の自然保護区「野鳥保護区」を設置しています。
土地の購入資金や活動費は、ご寄付によって支えていただいています。
ご興味ありましたら、ご支援賜れましたら幸いです。
当会ではご購入代金の一部が、シマフクロウ保護につながるグッズ販売をしています。
https://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/kb_hogo/kb-goods/
また、任意の金額でご寄付いただくこともできます。
https://form1.wbsj.org/donation?cd=2304
瀧本