当日、生徒たちが標茶町から鶴居村に到着すると、早速ガイド開始です。準備万端の様子だったので「さあどんどんガイドしていこう!」と送り出しましたが、一言目を話しかけるのが少し緊張するようで、声をかけるのを少しためらっている様子でした。「しっかり話を聞いてくれるだろうか」「話しかけて怒られたりはしないだろうか」という不安な気持ちはとてもよく分かります。それでも、勇気を振り絞って声をかけてみると、不安とは裏腹に、とても興味深く話を聞いていただき、「ありがとう」「とても勉強になりました」といった言葉をいただくことができました。その後、自信がついた生徒たちはどんどんガイドをすることができ、一歩踏み出すことの大切さも感じてもらえたのではないかと思います。
<ガイド中>
<自作のタンチョウ帽子>
また、給餌場でタンチョウを観察されているお客さんの中には、海外からお越しになった方も多くおられ、英語でのガイドも経験できました。英語でのガイドは、日本語でのガイドよりもかなり苦労したようで「あまり伝わった気がしない」「次回はもっと英語を勉強してきます」といった声がありました。タンチョウガイドに限らず、様々な言語を学ぶことで、より多くの人に伝えることができるということも感じてもらえたのでないでしょうか。
<海外の方に指人形劇を披露>
今回のガイド実習で3年生は最後でしたが、2年生は3月に2回目があります。今回の経験や反省を踏まえて、さらに良いガイドをしてくれることを期待しています。
<ガイドをやり切った後の集合写真>