2011年02月19日

氷の世界とタンチョウ

3年ぶりに流氷が接岸した根室。
湖面も海面も真っ白な氷に覆われた景色の中、春国岱にタンチョウのつがいがやって来ました。

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このつがい、オスの脚に「026」の足環がつけられています。
026といえば、ここ数年、春国岱周辺を落ち着きなく動き回っている個体です。
昨年の夏も、春国岱に縄張りを持つ他のつがいの目を盗んでは、あちらこちらの湿地でエサをとっていました。

今年、春国岱に一番乗りを果たした026のつがい。
年齢が若いこともあり、これまでなかなか条件の良い縄張りを確保することができなかった彼らですが、もしかしたら今春こそ、春国岱に新居をと目論んでいるのかもしれません。

流氷に吹雪と、根室の厳しい冬はもう少しだけ続きそうです。
氷の世界に現れたタンチョウたちに、思わずエールを送りたくなりました。

※衰弱や異常な行動は確認されませんでした。

<大熊記>
posted by 野鳥保護区事業 at 23:39| 春国岱原生野鳥公園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする