2011年03月11日

【根室】鳥インフルエンザ警戒巡回監視報告(2011.3.11)

3月11日、根室市にある温根沼と風蓮湖の巡回監視を行ないました。

前回の巡視同様、三菱UFJ信託銀行野鳥保護区酪陽および藤田野鳥保護区酪陽周辺(別当賀川河口)、渡邊野鳥保護区ソウサンベツ(湖南)、渡邊野鳥保護区ヤウシュベツ(ヤウシュベツ川河口)は結氷しており、オオハクチョウを含めカモ類の姿は確認できませんでした。

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渡邊野鳥保護区ソウサンベツ周辺の様子。
遠くに見える槍昔側の湖面は溶けていましたが、カモ類の姿はありません。


温根沼は南側はまだ結氷していますが、海と繋がる部分である北側の氷は溶け、水面や水面に隣接する氷上では、100羽を超えるオオハクチョウが羽を休めていました。
また、風蓮湖でも澪スジの氷が溶け、カワアイサ、ウミアイサ、スズガモ、ホオジロガモ、オナガガモ、ヒドリガモの姿が確認されましたが、死亡・衰弱・異常行動をとっている個体は確認できませんでした。


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温根沼北側の湖面の様子。

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風蓮湖、第一トウバイ川河口付近の様子。


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3月11日に温根沼と風蓮湖で確認されたオオハクチョウの数。
両水辺を合わせて、2,331羽のオオハクチョウが確認されました。


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温根沼・風蓮湖周辺には、すでにタンチョウのつがいも戻ってきています。
今後も引き続き、巡回監視を行なっていきます。


<大熊記>
posted by 野鳥保護区事業 at 00:00| 鳥インフルエンザウイルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする