越冬のためにオーストラリアなどに渡っていくシギ・チドリ類の
個体数のカウント調査を行っています。
渡りの時期である8月から9月初旬にかけて、風蓮湖・春国岱を一周
しながら4回調査を行っています。今年度は9月11日に最後の調査を終
えました。出現種数は15種ほどで、昨年度の22種に比べ少なくなりま
した。
この調査、シギ・チドリ類の重要な渡りの中継地の1つである
風蓮湖・春国岱の変化をモニタリングする目的で、1998年から毎年継続
して行っています。地盤沈下などで、日々変化し続けている春国岱の
干潟生態系の変化を把握し、保全の基礎資料を得るため、今後も継続
して調査を行っていきます。

○写真は春国岱の浜辺を歩くトウネン
【松岡 記】