10月24日から10月29日まで春国岱・走古丹の地質調査が産業技術総合研究所の七山研究員らによって行われました。10月29日、春国岱の調査に春国岱レンジャーも同行させていただきました。
春国岱の第1砂丘、第2砂丘、第3砂丘のそれぞれでボーリング調査*を行い、地質サンプルを採集しました。地質サンプルに含まれている火山灰や海砂の堆積物などから、各砂州列の形成年代や火山灰がどこからきたかなど様々な分析を行うそうです。
これまで春国岱は約3000年前から形成されたといわれてきました。分析がすすめば各砂丘の形成年や過去の環境などについて新しい情報が得られるかもしれません。
*特殊な機器を用いて地中に穴を掘り、地質構造などを調べる調査。
●調査のためなら海も渡ります。
●ボーリング調査の様子
●ボーリング調査で採集された地質サンプル
色の違う地層が何層も重なっています。
【松岡 記】