初めの1週間はほとんど来なかったのですが、この1週間で急にタンチョウの数が増えてきました。
サンクチュアリ給餌場
給餌活動は冬期の餌不足を解消するために、環境省、北海道が進めるタンチョウ保護増殖事業の
一環として道内30か所で実施されています。
給餌場の1つであるサンクチュアリでは、多いときで300羽以上のタンチョウが飛来します。
給餌している餌は、家畜の飼料として使われているデントコーンです。
その量、なんと一冬で約8t。
1袋30sのデントコーンがずら〜り
給餌のさいには、レンジャーは黒色など、暗い色の服を着て行います。
これは、この地で長年給餌活動に取り組んできた伊藤良孝さん(故)が黒や灰色などの服で
給餌していたので、他の色の服装で入ると、タンチョウがこれまでと違う状況に警戒するからです。
また、野生の鳥であるタンチョウができるだけ人に慣れないように、
観察場の柵から少し離れたところに餌をまくようにしています。
給餌中も、レンジャーが不必要にタンチョウに近づくことはしません。
たまにお客さんから
「もっと近くにタンチョウ来ないかな」、「餌をまいても人に寄ってこないんですね」
と言われることがありますが、こうした理由があるんです。
2011年11月12日 54羽が飛来
そのほか、大きな動作や急な動きをすると、タンチョウが驚いて
一気に飛び去ってしまうことがあるので気を付けています。
まだ給餌作業に慣れていない新人レンジャーが
「大勢いるカメラマンの前で、タンチョウを飛ばしてしまった…」とばつの悪い表情で
センターに帰ってくることもしばしば。
給餌場の様子は、日本野鳥の会HP http://www.birdfan.net/gallery/live/
からライブ映像で見ることが出来ます。(6時〜17時)
家にいながらタンチョウの様子をどうぞ!
<ito記>

