10月27日、根室市温根沼の当会所有地の苗畑で、園児37人が約250個のミズナラのドングリを植えました。
☆トヨタ自動車株式会社の協賛によって作られた苗畑と防鹿柵
初めは、レンジャーによるシマフクロウのための森づくりとドングリ植えのお話です。
シマフクロウは、直径1mを超える巨木の樹洞に営巣します。そのため、シマフクロウが住める森をつくるには、100年以上の長い年月をかけて育てた巨木が必要です。今回植えるドングリは、ボランティアの方にご協力いただきながら苗木として大切に育てます。子どもたちは真剣な表情で、そんなレンジャーのお話を聞いていました。
次に、子どもたちは「根が出やすいように横にすること」、「呼吸ができるように土を軽く被せること」などのドングリの植え方のポイントを、レンジャーから聞きました。
☆「こうやってドングリを植えてね」
そして、いよいよドングリを植えていきます。畝に沿って一列になり、30cm間隔で掘られた深さ3cmほどの溝にドングリを横にして並べ、そっと土を被せていきます。子どもたちは「大きな木に育つと良いなぁ」、「もっといっぱい植えたいね」と話しながら植えていました。
☆フカフカの畝に、ドングリを丁寧に植えていきます
今回植えたドングリは、子どもたちが成人する頃に直径5pほどの木に成長します。シマフクロウが営巣に使う直径1m以上の巨木になるのは、子どもたちの孫よりもっと先の100年後です。
根室の寒い気候では、ドングリを植樹に適した高さ20pほどの苗木に育てるのに1年以上かかります。当会では大切に苗木を育てていくと共に、今後も引き続き同幼稚園と協力して播種や植樹を行ない、シマフクロウが住める森づくりに取り組んでいきます。
【佐藤記】

