2022年03月22日

日高に新しい野鳥保護区が誕生

 日本野鳥の会では、約160羽しか生息していないシマフクロウの繁殖地を守るために、
日高管内の民有地15.8haを購入し、また9.9haについて土地所有者と協定を結び、新たに野鳥保護区を設置しました。
この設置により、3つがいの繁殖に関わる土地の一部を開発などから守ることができます。
 
 今回新設した野鳥保護区は、会員の方からのご寄付をもとに設置した渡邊基金で購入した土地を「渡邊野鳥保護区シマフクロウ日高第3」(12.1ha)、野鳥保護区基金をもとに購入した土地を「野鳥保護区シマフクロウ日高第2」(3.7ha)、協定を結んだ土地を「松俊(しょうしゅん)野鳥保護区シマフクロウ日高第1」(5.0ha)、「松俊野鳥保護区シマフクロウ日高第2」(4.9ha)とそれぞれ名づけました。
当会では、シマフクロウが繁殖するこれらの土地の自然環境を恒久的に保全していきます。

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松俊野鳥保護区シマフクロウ日高第1の上空からの写真

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渡邊野鳥保護区シマフクロウ日高第3の写真

詳細は次のリンク先をご覧ください。

https://www.wbsj.org/act.../press-releases/press-2022-03-16/
posted by 野鳥保護区事業 at 14:19| シマフクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする