日本野鳥の会では、約160羽しか生息していないシマフクロウの繁殖地を守るために、
日高管内の民有地15.8haを購入し、また9.9haについて土地所有者と協定を結び、新たに野鳥保護区を設置しました。
この設置により、3つがいの繁殖に関わる土地の一部を開発などから守ることができます。
今回新設した野鳥保護区は、会員の方からのご寄付をもとに設置した渡邊基金で購入した土地を「渡邊野鳥保護区シマフクロウ日高第3」(12.1ha)、野鳥保護区基金をもとに購入した土地を「野鳥保護区シマフクロウ日高第2」(3.7ha)、協定を結んだ土地を「松俊(しょうしゅん)野鳥保護区シマフクロウ日高第1」(5.0ha)、「松俊野鳥保護区シマフクロウ日高第2」(4.9ha)とそれぞれ名づけました。
当会では、シマフクロウが繁殖するこれらの土地の自然環境を恒久的に保全していきます。
松俊野鳥保護区シマフクロウ日高第1の上空からの写真
渡邊野鳥保護区シマフクロウ日高第3の写真
詳細は次のリンク先をご覧ください。
https://www.wbsj.org/act.../press-releases/press-2022-03-16/
2022年03月22日
2021年12月14日
根室地域のシマフクロウの野鳥保護区が拡大
日本野鳥の会では、皆さまからいただきました「野鳥保護区基金」へのご寄付をもとに、2020年度から2年間にわたり根室地域のシマフクロウ生息地の一部、合計37.3ヘクタールを購入し「野鳥保護区シマフクロウ根室第1」(30.8ヘクタール)と「野鳥保護区シマフクロウ第3」(6.5ヘクタール)を設置しました。
「野鳥保護区シマフクロウ根室第1」
詳細はこちら
https://www.wbsj.org/act.../press-releases/press-2021-12-09/
シマフクロウ1つがいが利用する「根室第1地区」の土地は、2004年から土地購入を始め、今回の土地購入により51.6ヘクタールを野鳥保護区として保全することができました。
また、3つがいが利用する流域に位置する「根室第3地区」の土地は、2010年の土地所有者との保護協定から始まり、現在までに189.3ヘクタールを守ることができています。
しかし、これらの生息地は依然として開発計画に晒されており、安定的な生息・繁殖のためには、まだまだ保全が必要な森林です。
私たちは、引き続き土地の購入を進め、根室地域のシマフクロウの生息地保全を進めていきます。
12/9には、根室市役所記者クラブにて記者発表を行ない、各新聞社に記事が掲載されました。
記者発表の様子
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASPD96R8WPD9IIPE004.html...
釧路新聞
https://kushironews.jp/2021/12/10/306056/
ほか、北海道新聞などに掲載
【松本】
「野鳥保護区シマフクロウ根室第1」
詳細はこちら
https://www.wbsj.org/act.../press-releases/press-2021-12-09/
シマフクロウ1つがいが利用する「根室第1地区」の土地は、2004年から土地購入を始め、今回の土地購入により51.6ヘクタールを野鳥保護区として保全することができました。
また、3つがいが利用する流域に位置する「根室第3地区」の土地は、2010年の土地所有者との保護協定から始まり、現在までに189.3ヘクタールを守ることができています。
しかし、これらの生息地は依然として開発計画に晒されており、安定的な生息・繁殖のためには、まだまだ保全が必要な森林です。
私たちは、引き続き土地の購入を進め、根室地域のシマフクロウの生息地保全を進めていきます。
12/9には、根室市役所記者クラブにて記者発表を行ない、各新聞社に記事が掲載されました。
記者発表の様子
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASPD96R8WPD9IIPE004.html...
釧路新聞
https://kushironews.jp/2021/12/10/306056/
ほか、北海道新聞などに掲載
【松本】
2021年11月22日
新天地に旅立ったシマフクロウを探して
シマフクロウは、保護活動によって少しずつ個体数を回復させて分布を広げつつあります。
日本野鳥の会では、そんな新天地に旅立ったシマフクロウの居場所を知るための調査をしています。
調査時期にはシマフクロウが一番多く鳴く冬が適していることや、
冬には山に入れなくなることなどから、今の時期は調査の準備で大忙しです。
当会は録音機を使った調査を実施おり、今回は動画を使って録音機設置の様子をご紹介させていただきました。
次のfacebookのリンクから動画をご覧いただけます。
https://fb.watch/9qN24CAIHh/
録音機を回収する来春が今から楽しみです。
瀧本
日本野鳥の会では、そんな新天地に旅立ったシマフクロウの居場所を知るための調査をしています。
調査時期にはシマフクロウが一番多く鳴く冬が適していることや、
冬には山に入れなくなることなどから、今の時期は調査の準備で大忙しです。
当会は録音機を使った調査を実施おり、今回は動画を使って録音機設置の様子をご紹介させていただきました。
次のfacebookのリンクから動画をご覧いただけます。
https://fb.watch/9qN24CAIHh/
録音機を回収する来春が今から楽しみです。
瀧本