確認できました。アッケシソウは秋になると全身赤く変色し、その姿から
サンゴソウとも呼ばれています。アッケシソウが自生できる環境は、満潮水位時の海水面に
接する陸地部分である塩湿地です。非常に生育可能な環境が限られています。
アッケシソウは元々1891年に北海道大学の宮部金吾氏によって
厚岸町の厚岸湖のカキ島で発見され、その地名にちなんで
「アッケシソウ」と名づけられました。
その後、野付半島、温根沼、風蓮湖などでも分布が確認されていきました。
北海道以外では宮城県・愛媛県・香川県の塩田跡地で生育が確認されていましたが
その塩田跡地の開発によってその場所ではほとんど絶滅に近い状況だとされています。
(岡山県では大きな群落で自生している場所もあるそうです)
近年では環境省のレッドデータブックで近い将来絶滅の危険が高い種として記載されています。
春国岱でも今後も残り続けるのかはわかりません。
皆さんももし機会がありましたら、アッケシソウの貴重な自生地である春国岱へ足を運んで
みてください。
<松岡 記>
写真は7月30日でのアッケシソウです。根元から赤く色づきはじめているのが見えます。

