2010年11月20日

第四回オオハクチョウ飛来数調査

今年度四回目のオオハクチョウ飛来数調査を実施しました。
今シーズン最後となる今日は、天気良し、風良し、気温も暖かいと絶好の調査日和。
途中、湖面に霧がかかって何も見えないというハプニングにも見舞われましたが、巡回ポイントの順序を変更するなどして、無事に調査を終えることができました。


<第4回目調査結果>
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風蓮湖と温根沼を合計して、今シーズン最多の5,101羽のオオハクチョウが確認できました。
昨年の最多数になかなか届かず少し心配していましたが、結果的には例年通りのオオハクチョウが風蓮湖・温根沼に渡来しました!


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風もなく穏やかだったためか、オオハクチョウは湖一面に散らばっていました。
多くのオオハクチョウが渡来してくれるのは嬉しいですが、数えるのは一苦労です。
どこまで数えたのか分からなくなって、今日は何度もカウンターをリセットしました……。


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オオワシを見かける機会も多くなってきました。
今日はエサが打ち上げられていたのか、浜辺で3〜4羽のオオワシが争っている場面も。
浜辺だけでなく電柱にも止まっていることがあるので、これからの季節は要注意です!


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調査の最後は春国岱の美しい夕日で締めくくり。
だいぶ日が短くなり、16時にはもう暗くなってしまいます。


次の調査は再びオオハクチョウがやってくる春に実施予定です。
◆今秋のオオハクチョウ飛来数調査結果(履歴)
第一回目(10/22)/第二回目(11/2)/第三回目(11/13)


●根室野鳥情報(風蓮湖、温根沼周辺)
ウミアイサ、スズガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホオジロガモ、クロガモ、ビロードキンクロ、オオハクチョウ、コクガン、ハマシギ、トビ、オジロワシ、オオワシ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、タンチョウ

※ハギマシコなど、冬の小鳥の目撃情報も。
※海ガモの姿もよく見かけるようになりました。海の波間に要注目!


詳しい情報はネイチャーセンター内に掲示しています。
散策前に是非お立ち寄りください。


<大熊記>
posted by 野鳥保護区事業 at 21:37| 春国岱原生野鳥公園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

第三回オオハクチョウ飛来数調査

今年度三回目のオオハクチョウ飛来数調査を実施しました。
お天気はとても良かったのですが、前回の調査日同様、風は少し強め。
しっかりと防寒具を着込まなければ、調査が辛い季節になってきました。



<第3回目調査結果>
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風蓮湖と温根沼を合計して、3,565羽のオオハクチョウが確認できました。
前回の調査時の確認数は2,705羽でしたので、着実に数が増えてきています!


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オオハクチョウをじっくりと観察できるのも、調査の楽しみの一つです。
写真のオオハクチョウの家族は幼鳥が1羽だけだからなのか、常にぴったりと寄り添ってエサを探していました。
一方で、4〜5羽の幼鳥を連れた大家族もいます。



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観察できるのは、オオハクチョウだけではありません。
温根沼・風蓮湖を一周するので、途中、さまざまな生き物に出会います。
猛禽類はいないかと、鉄塔をチェックしていると……。

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冬の王者オオワシです!
少し遠いですが、肩の白い模様がくっきりと見えます。
今日の調査では、走古丹と春国岱でオオワシ成鳥3羽が確認されました。
冬の使者オオハクチョウに冬の王者オオワシ……厳しい冬はもうそこまで来ています。


●根室野鳥情報(風蓮湖、温根沼周辺)
ウミアイサ、カイツブリ、スズガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホオジロガモ、クロガモ、オオハクチョウ、コクガン、ハマシギ、トビ、オジロワシ、オオワシ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、タンチョウ、ツグミ

※風蓮湖にコクガンの群れがやってきています。(100羽以上)
※冬鳥ツグミがやってきました!
※ヒドリガモの群れにヨシガモが混じっていることも!


詳しい情報はネイチャーセンター内に掲示しています。
散策前に是非お立ち寄りください。

エゾシカが活発に動き回っています。
道路を突然横断することもありますので、車の運転にはご注意ください。


<大熊記>
posted by 野鳥保護区事業 at 22:06| 春国岱原生野鳥公園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

夕暮れとシカの声。

木々がすっかり葉を落とし、枯れ草の茶色が目立ってきた春国岱にエゾシカの声が響いています。
「フィーヨー」と甲高い声で鳴くのは、繁殖期を迎えたオスのシカたち。
首のまわりにたっぷりと筋肉をつけ、大きな角を生やしたその姿からは堂々とした風格が感じられます。


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その立派な体格からは想像できないオスの美しい声は、ラッティングコールと呼ばれます。
ほかのシカに対して自分の存在や縄張りを誇示するために発せられる声です。
暮れる夕日にシカの声……秋の深まりを感じます。



春国岱では、手前に小さなオス、奥に大きなオスが縄張りを構えたようです。
たくさんのメスを従えたハレム(一夫多妻の群れ)を観察することができます。


根室はだいぶ風が冷たくなってきました。
気温があまり下がらない日でも、風が吹けば身が縮こまるほど寒く感じます。
散策の際は暖かい服装をご用意ください。
(現在の根室の気温は、7℃です)


<大熊記>

posted by 野鳥保護区事業 at 16:01| 春国岱原生野鳥公園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする