早いもので4月も残すところあと一週間となりました。
タンチョウやシマフクロウも、子育てに忙しくしている頃でしょう。
この度、日本野鳥の会のシマフクロウ保護事業にも新しいメンバーが加わりましたので、ご挨拶させていただきます。
左から、稲葉、松本、荒
<松本チーフレンジャー>
野鳥保護区事業を担当して、10年目が始まりました。
タンチョウやシマフクロウは、この北海道の自然の中で逞しく生きていますが、
その生息地は未だ消失の危機に瀕しています。
多様な動植物が生息するタンチョウの湿原、そしてシマフクロウの森を守るため、
野鳥保護区の設置や環境管理等、レンジャー一同、力を尽くしていきます。
<荒レンジャー>
これまで4年間東京の財団事務所にいました。今回が初の現場となります。
先日初めてシマフクロウに出会い、威厳ある姿に圧倒されました。
鶴居村では、タンチョウを見守ってこられた方々の想いに触れることができました。
100年後もシマフクロウ、タンチョウが生息できる豊かな森と湿原を守れるよう、調査や保護区の環境管理に取り組んでいきます。
<稲葉レンジャー>
4月から新たに保護区に着任しました。
初めて北海道に降り立ちましたが、野生のタンチョウが身近にいることに日々感動しています。
これから、シマフクロウやタンチョウが生息する環境を理解し、未来に伝え守っていくために尽力していきます。
今後もシマフクロウやタンチョウが安心して住める環境作りに情熱を注いでいきます。
引き続きご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
【荒 記】
2017年01月01日
2016年10月17日
竃セ治の第19回社員ボランティアとエコアップ活動を実施しました
10月12日から14日にかけて、株式会社明治の社員ボランティア10名と共に、適正な自然環境の管理(エコアップ)活動を行ないました。
19回目となる今回は、同社と共に設置しているタンチョウの野鳥保護区「明治野鳥保護区牧の内」(以下牧の内)の観察路に付ける看板作りと、根室カトリック幼稚園と実施している「天使の森計画」のドングリ拾いを行ないました。
◆ 観察路の看板作り(牧の内)
毎年7月に、普段は入ることが出来ない野鳥保護区内を体験していただくために設置した観察路で、自然観察会を行なっています。
(過去の記事参照)
2016牧の内自然観察会&みるく教室を行ないました
この観察会の案内に使うために、着脱式の案内看板を作りました。
昨年秋の第17回社員ボランティアで作成した看板に、各観察路の距離をペンキで書きます。観察路の各コースには、その場所で良く見られる鳥にちなみ「ノゴマ」「カッコウ」「ベニマシコ」「ノビタキ」「オオジシギ」の名前とシルエットも描きました。
☆鳥のシルエットを慎重になぞります
☆素敵な看板が出来上がりました!
◆「天使の森計画」のドングリ拾い
「天使の森計画」では、毎年秋に根室カトリック幼稚園の園児たちが、苗畑にドングリなどの広葉樹の木の実を蒔いています。この苗畑で育った広葉樹の苗木は、シマフクロウが住める森づくりに使われます。
(過去の記事参照)
幼稚園児たちと秋のドングリ植え
「天使の森計画」で園児たちが蒔くための広葉樹の木の実を、今回は社員ボランティアの方々に拾っていただきました。ミズナラやオニグルミの木の周りにしゃがみ込み、落ち葉をかき分けながら丁寧に探していきます。
☆しゃがみ込み、落ち葉やササをかき分けます
今回の作業で、なんと約900個ものドングリやクルミの実を集めることが出来ました。この木の実をレンジャーが選別し、10月下旬には園児たちが蒔いていきます。
3日間とも天候に恵まれ、充実した作業を行うことができました。今後も、当会と明治は協力して、野鳥保護区のエコアップ活動に取り組んでいきます。
【大森記】
19回目となる今回は、同社と共に設置しているタンチョウの野鳥保護区「明治野鳥保護区牧の内」(以下牧の内)の観察路に付ける看板作りと、根室カトリック幼稚園と実施している「天使の森計画」のドングリ拾いを行ないました。
◆ 観察路の看板作り(牧の内)
毎年7月に、普段は入ることが出来ない野鳥保護区内を体験していただくために設置した観察路で、自然観察会を行なっています。
(過去の記事参照)
2016牧の内自然観察会&みるく教室を行ないました
この観察会の案内に使うために、着脱式の案内看板を作りました。
昨年秋の第17回社員ボランティアで作成した看板に、各観察路の距離をペンキで書きます。観察路の各コースには、その場所で良く見られる鳥にちなみ「ノゴマ」「カッコウ」「ベニマシコ」「ノビタキ」「オオジシギ」の名前とシルエットも描きました。
☆鳥のシルエットを慎重になぞります
☆素敵な看板が出来上がりました!
◆「天使の森計画」のドングリ拾い
「天使の森計画」では、毎年秋に根室カトリック幼稚園の園児たちが、苗畑にドングリなどの広葉樹の木の実を蒔いています。この苗畑で育った広葉樹の苗木は、シマフクロウが住める森づくりに使われます。
(過去の記事参照)
幼稚園児たちと秋のドングリ植え
「天使の森計画」で園児たちが蒔くための広葉樹の木の実を、今回は社員ボランティアの方々に拾っていただきました。ミズナラやオニグルミの木の周りにしゃがみ込み、落ち葉をかき分けながら丁寧に探していきます。
☆しゃがみ込み、落ち葉やササをかき分けます
今回の作業で、なんと約900個ものドングリやクルミの実を集めることが出来ました。この木の実をレンジャーが選別し、10月下旬には園児たちが蒔いていきます。
3日間とも天候に恵まれ、充実した作業を行うことができました。今後も、当会と明治は協力して、野鳥保護区のエコアップ活動に取り組んでいきます。
【大森記】