2025年10月05日

ネイチャーセンター 冬期開館はじまりました!

みなさん、こんにちは。
10月になり、ネイチャーセンターがオープンしました。

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今月の休館日は
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まだ給餌を行っていないのでタンチョウは飛来していません。
給餌は12月以降に開始予定です。
タンチョウは見れなくとも、レンジャーによるタンチョウよもやま話が聞けますし、タンチョウをはじめ野鳥グッズもそろっていますので、でぜひセンターにお立ち寄りください!


開館の合間をぬって冬期自然採食地の踏査へ行ったところ
遡上してきたサケに出会えました!河床ではイクラも。

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ヨコエビや小魚も見られ、タンチョウの鳴き声も聞こえてきたので今年も利用してくれそうです。
ちょっと暑い中、胴長を履き、荷物が水没しそうになりながら歩いてきた甲斐がありました!

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posted by 野鳥保護区事業 at 14:56| タンチョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月03日

知床財団の森づくりを視察しました

当会は希少鳥類の保護のために、約4,000haの野鳥保護区を設置しています。このうち、北海道の森林は約2,000haで半分以上を占めます。
この中には、シマフクロウが利用する針広混交林の環境が整った場所もあれば、更地を植樹して広葉樹がやっと育ってきた場所や、林業のために植えられた針葉樹だけが生育する場所もあります。
このような場所を管理して、将来的にシマフクロウが利用できる環境に整えていくことも私たちレンジャーの仕事です。

そこで、先日、知床財団の皆様にご案内いただき、開発跡地を原生の森を復元するために行われている「しれとこ100平方メートル運動」の現場を視察してきました。

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<知床での森づくりの歴史を学ぶ>

視察では、アカエゾマツ林を樹種多様な森にする取り組みなどを実際の作業地を見ながら説明していただき、未来の森の姿を想像しながら、目的や環境に合った手法で森づくりをされている様子が伝わってきました。
また、植樹や環境管理には、年間650名以上のボランティアや企業の方が関わられており、膨大な人手と時間がかかる取り組みだということも勉強させていただきました。

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<実際の作業地の様子を見せていただきました>

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<植樹用の苗を守るシカ柵は2m以上の高さが必要>

私たちも、シマフクロウが利用できる未来の森を想像して、野鳥保護区の森づくりに取り組んでいきたいと思います。知床財団の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いします。

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<知床財団の皆様にご案内いただきました>

当会ではTシャツ等のグッズの売り上げの一部を、シマフクロウの保護活動に活用させていただく「千人の森」プロジェクトを実施しています。
https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/c/gr401/1?sort=02
頂いたご寄付は、野鳥保護区の森づくりにも活用させていただきます。
posted by 野鳥保護区事業 at 17:03| 野鳥保護区管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月07日

「シマフクロウとの共存ルール」が策定されました

シマフクロウは、環境省のレッドリストで絶滅危惧IA類に指定されている希少種ですが、環境省や保護団体等の地道な活動により徐々に生息数は回復してきています。
これにともない、彼らの生息域は道東地域から道北地域や道央地域に広がりつつあるため、人の生活圏での目撃例が増える可能性が考えられます。

そこで、2025年3月に環境省HPで「シマフクロウとの共存ルール」が発表されました。
このルールの策定には、保護増殖事業の関係者として当会も関わりました。

生息数が回復傾向のシマフクロウですが、その数はわずか100つがい程度と、依然絶滅の危機にさらされており、生息環境の保全を継続することが重要です。
シマフクロウの繁殖地付近でのむやみな立ち入りは、生息環境の悪化や繁殖活動の妨害に繋がる可能性があります。

観察の際は、下記のURL先に記載のルールを守り、野鳥観察をされる皆さんも一緒にシマフクロウを守っていきましょう。

・当会HP「シマフクロウとの共存ルール」
https://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/kb_hogo/rule/detail/

・環境省HP「シマフクロウと共に暮らす」
https://policies.env.go.jp/hokkaido/withfishowl/
posted by 野鳥保護区事業 at 17:16| シマフクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする