2019年07月02日

くしろエコ・フェア2019にブース出展

 くしろエコ・フェアは、釧路地域に住む一人ひとりが「くらしと環境」について考え、思いを共有する場として、2007年から開催されています。今年も、去年に引き続き「イオンモール釧路昭和」の会場で、ブース出展しました。

 来場者は環境に関わる全16団体によるパネル展示や体験活動ができるブースを回りながらクイズに挑戦します。私たちは「タンチョウの重さはどのくらい?」というクイズで、タンチョウの実物大・同じ重さのぬいぐるみと巣のクッションを展示しました。

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会場内でひと際目立つタンチョウのぬいぐるみ

 目を引くタンチョウのぬいぐるみは来場者に大人気。持ち上げてもらうことで重さを体感してもらいました。7kgのぬいぐるみに「意外と重い!」「軽い!」「これが空を飛ぶのはすごい」など体験者の反応は様々でした。

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ぬいぐるみは手渡しするのも一苦労


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力を振り絞って持ち上げる様子

 また、ぬいぐるみを持ち上げると、巣の中で抱いている2つの卵が現れます。タンチョウは今の時期は子育て中であること、卵から孵ったヒナはぐんぐん成長し、秋には飛べるようになることなどを解説しました。

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出てきた卵にも興味深々

 私たちは冬期、主にネイチャーセンターでタンチョウについての解説を行っていますが、くしろエコ・フェアを通して釧路まで出向くことは、より多くの市民にタンチョウの魅力や保護活動について知ってもらう良い機会となります。身近な存在であるタンチョウですが、意外と知らない人も多いことを実感しました。
 今後もタンチョウを通した普及活動に取り組むことで、より多くの人が釧路湿原をはじめとする貴重な自然環境のある場所に住んでいることを知り、直面する環境問題などについて考えるきっかけになってほしいと思います。
【記:田島】





posted by 野鳥保護区事業 at 21:18| タンチョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月20日

(株)明治の皆さんとエコアップ活動

 6月13日、根室市にある「明治野鳥保護区牧の内」にて、株式会社明治の社員ボランティア9名が、野鳥保護区の自然環境をより良い状態にするためのエコアップ活動を行いました。
 (株)明治は、2007年に当会と協定を結び、同社の社有地をタンチョウの生息地保全を目的に野鳥保護区としています。また、社員ボランティア活動は、2008年から毎年春と秋に実施しており、今回で24回目となりました。今年の春の活動は、ヤナギの植樹、植樹地の草刈り、オオジシギの調査を実施しました。

 明治野鳥保護区牧の内には、様々な生き物が生息できる森を作ろうと、植樹地を設けており、根室地域の小学生たちが毎年夏に植樹をしています。しかし、植えた苗木は、風の影響で、成長が遅く、中には枯れてしまうものもあります。そこで、風から苗木を守るため、植樹地の周りに成長の速いヤナギを植えることにしました。

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●植樹地の周りにヤナギの苗木220本を植樹

 ボランティアの皆さんは、苗木を植えるための穴を悪戦苦闘しながら掘っていましたが、すべての苗木を植えることができました。


 今まで植樹地に植えた苗木が大きく成長していくためには、苗木の周りを除草する必要があります。機械で刈りたいのですが、植えた苗木を誤って刈ってしまう恐れがあるため、鎌を使い手作業で草を刈っていかなければなりません。

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●手鎌を使い植樹地の草を刈る

 ボランティアの皆さんは、夢中で草を刈っていました。最終的には、草に埋もれていた苗木の葉が見えるほど綺麗に刈っていただきました。

 作業を終えた後は、オオジシギの調査を実施しました。明治野鳥保護区牧の内には、オオジシギが好む草地環境が数多く残っています。ボランティアの皆さんは、オオジシギを初めて見る方々が多く、豪快なディスプレイフライトに感動し、歓声をあげていました。

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●四方八方に目を配りオオジシギを探す

 今回参加された方々からは、「また参加したい」といった声がたくさん聞かれました。野鳥保護区の豊かな自然環境を守っていくには、多くのボランティアの方々の協力が必要です。これからも、(株)明治の皆さんと共に、野鳥保護区のエコアップ活動に取り組んでいきます。

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●ボランティアの皆さん、ありがとうございました。

【稲葉記】
posted by 野鳥保護区事業 at 11:42| 野鳥保護区管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月29日

根室カトリック幼稚園の園児たちと植樹活動をしました

 5月28日、根室市の牧場跡地で、根室カトリック幼稚園の年長の園児43名がシマフクロウの生息地保全のために、広葉樹の苗木100本を植樹しました。

 この活動は、当会と根室カトリック幼稚園が、シマフクロウの住める森つくりを目指す「天使の森計画」の一環で、2010年から始まり、毎年春に植樹を行っています。

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●レンジャーから植樹の方法を聞く園児たち

 園児達は、事前に掘られた穴の中へ苗木が倒れないよう植えていました。苗木が大きなものは、2、3人のお友達と協力して植えており、園児たちは、終始、楽しそうに植樹をしていました。

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●苗木が倒れないように支えながら植えます

 植樹が終わると、園児達からは、「早く大きな木になって欲しい」といった声も聞かれました。今回、植えた苗木がシマフクロウの住める森になるまでは、100年以上の長い時間がかかります。私たちは、園児たちが植えてくれた苗木をシマフクロウが住む豊かな森になるまで、大切に育てていきます。

【稲葉記】
posted by 野鳥保護区事業 at 11:23| シマフクロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする